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〈タイ業界事情〉AIによる業務管理システムの開発は可能なのか BANGKOK TOKI SYSTEM CO., LTD.
- 2026/11/7
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今までは業務管理システムの例えば原価計算システムや生産管理システムにおいて、どのようにAI機能を活用するかという話をさせていただきましたが、今回は少し視点を変えてみましてAIに業務管理システムそのものを作らせることを考えてみます。
ただシステムを作らせると一口に言いましてもそれほど簡単ではなく、SF小説のように人型ロボットに対して口頭で仕様を説明すればロボットが不眠不休でPCのキーボードを叩いてプログラムを作成してくれるという訳にはいきません。
またいくら生成AIがブームになっていると言っても、現時点ではChatGPTを呼び出して販売管理システムを作ってくれと頼んでも、その願いが想定しているような形でかなえられることは無いかと思います。(数年後には実現できるかも知れませんが)
もっともそんな形で簡単にシステム開発が出来てしまうのであれば我々のようなシステム屋は失業してしまう訳ですが、幸いなことに現時点でのAIはそこまで賢くはなく、それではどのような形で行うのかと言いますと、現状では前述のChatGPTやGitHub等の生成AIと対話をおこないながらプログラマー自身が例えば消費税の税率が変更された場合に何れのプログラムに影響があるかといった質問をすると、システムプロジェクトの中で関連プログラムをピックアップしてくれるとか、為替レート等の必要情報を取得する際にどうすれば良いかといった質問に具体的なAPI名を答えてくれるとか、そういった開発ツールとしての使用方法が一般的であります。
最近ではコードプログラミングまでやってくれるAIも開発されておりまして、上手く使いこなせば開発工数を大幅に削減できる優れものではあるのですが、ただデメリットもありまして一つにはよく指摘されておりますようにセキュリティ面は大丈夫なのかという問題であります。
折りしもタイムリーな話題としまして、現在日本はもとより世界中でサイバーアタックによる情報漏洩や金銭的損失またはシステムダウンといった被害のニュースが毎日のように報道されておりまして、これはAIを発達させすぎた為の弊害が表れている、もっと言えばAIが人間に対して復讐をしているのではといった意見まで耳にいたします。
ただAIというのは基本的にはツールですので、AI自身が自我を持ち悪さをしてやろうと考えてサイバーアタックをおこなっている訳では無く、悪意を持った人間がAIというツールを使用して悪事を働いている状況でして、もちろん悪用できないような何かしらの枷を設けることは必要になるでしょうが、AIそのものを禁止してしまうというというのは本末転倒であり、今後は逆にサイバーアタックの防御にAIを活用する流れになるかとは思います、
そうは言いましてもChatGPT等の生成AIを使用するということは、必然的にオンラインで情報を受け渡す形になりますことからその中に機密情報が含まれていた場合、情報漏洩のリスクがあるのではということで、実際に社外秘であったプログラムコードが生成AIのサーバーに保存され、同コードが別の質問者からの回答に使用されたというケースはあるようです。
それで将来的にはこういったセキュリティの問題に対しても解決策が施されるかとは思いますが、現時点ではまだ機密事項になり得る情報をそのままオンラインでのAIへの質問内容として送信するのは控えた方が良いようです。
といった形で業務管理システム内の各種のプログラム作成のツールとしましては現在でもAIは有効活用出来るのではありますが、それはあくまでも開発サイドでのお話ということで、では実際に業務管理システムを使用するユーザーさんにはAIの恩恵は得られないのかという部分を今回は考えてみたいと思います。
1、業務管理レポートの新規作成
これはどういうことかと言いますと、その名の通り新規にレポートを作成するということで、通常業務管理システムであれば標準で必要なレポート類は取り揃えられているかとは思いますが、ただそんな中でも例えば必要な情報が複数のレポートに分かれており、それを一つのレポートでまとめて見たいとか、そういった要望はあるかと思います。
そこで、各種レポート類の項目を組み合わせて一つのレポートをユーザーさんの方で作成することが出来る機能があれば、このご依頼内容についてはかなえられるわけで、ただこのような内容であれば実は今までも標準機能として装備されているシステムは結構存在しております。
それで今までですと新しいレポートを作成する際にはPCの画面から先ずは数多あるレポートの中から対象のレポートを選択して、次に同レポートの必要項目を一つずつ選択して行って、何れのソーティングで出力をおこなうのか、またグループ単位で小計を取るのかどうかというようなユーザーフレンドリーとは言いながら実はシステム設計のセンスが要求されるような作業となっております。
そこでその部分にAI機能を活用いたしまして、レポート名や項目名を音声認識させたり、若しくは出力された既存のレポートをカメラ撮影してアップロードすることにより必要項目を認識させるといった手法により、今までより簡単にレポート及び項目選択をおこなうことは可能となります。
あと現在EXCELで作成されている管理レポートをシステムから自動で出力されたいといった要望もあるかと思いまして、その場合も上記と同様にExcelシートをシステムにアップロードすることにより、AIが項目内容を解析してシステム内から必要項目を取得することにより、自動でレポート作成をおこなうといったことも出来るようになります。
またソーティングやグルーピング設定についても細かく設定する必要は無く、現行のレポート出力を参考にしてAI側で大まかな仕様を決定するといった形も可能ではあります。
2、端末に合わせたプログラム作成
これはどういうことかと言いますと、昨今では業務管理システムを使用される場合事務所内のディスクトップPCのみではなく、ノートPCはもちろんタブレットPCやスマートフォン、それから生産ラインや入出荷場所で使用されるハンディターミナル等々様々な機器を端末として使用されるケースがあるかと思います。
ということは当然それぞれの端末によって画面サイズが違う訳で、同じプログラムを別々の端末で起動させた場合、画面の項目がやたら小さく表示されたり逆に画面の一部しか表示されず何が何やら分からないという状況となってしまいます。
そこで会社のホームページ等のWEBサイトでは、レスポンシブデザインを採用したり変換ツールを使用したりしてPCとスマートフォンの両方に対応しているケースが多いのですが、業務管理システムの場合でも同じような対応をおこなう必要があります。
ただタブレットPCやハンディターミナルですと画面サイズが特殊なことが多い為、単純に対応することが出来ないケースがあり、また業務管理システムですので入力項目が多い画面については項目の並び等も重要になりますことから、前述のようなWEBサイトを変換するツールでは入力し辛い画面デザインになってしまうこともあります。
そこで、この端末(と言いますか画面サイズ)に合わせた形のプログラミングをAIにやらせようというのがこの章の内容でございまして、ただ同作業は前項に比べると比較的簡単な内容でAIにとっては役不足と言われるかも知れませんが、それでもユーザーさんにとってみれば例えば今まで社内でしか見れなかったリアルな在庫状況や生産状況を移動中のスマートフォンで確認したりとか、出張中のタブレットPCで確認出来たりとか、そういった状況が実現できますので、かなりメリットのある内容だと言えるでしょう。
それで作業内容としましては、ディスクトップPC用に作成されたプログラムを先ずは単純に他の画面サイズに合わせた形で変換を行い、その時点で前述のような項目の並びが分かり難い等の問題があれば手動で調整していきます。
そして最終的に完成したプログラムが次回の変換サンプルとなりまして、次に別の画面を変換する際にはこの手動により調整された内容を元に学習していき、徐々に手動での調整を行わなくても良いように完成度を上げていくというAIならではの活用方法となります。
3、システム資料の作成作業
ここで言うところのシステム資料というのはファイル定義書やシステムフローチャートといった所謂システムの概要説明及びメンテナンスをおこなう為の資料のことで、厳密にいえばプログラミング作業ではないのですが、その前段階となりますシステム設計に付随する作業となります。
たた昨今ではあまりそういった資料は重要視されなくなっており、といいますかAI自身がプログラムを作成する時代において紙の資料を用意してどうするんだと言われてしまいそうですが、確かに既存のデータベースやプログラムソースを参照すれば、その中身が簡単に把握出来てしまうような形のグラフィカルな開発用ツールが用意されている現在においては、必須のものでは無くなってきているのかも知れません。
またこの資料作成という業務は思いのほか時間の掛かる作業でございまして、それからシステムのちょっとした改造を行う際にも都度最新の状態にアップデートをおこなう必要もあり、あとは実際のプログラムとの相違があった場合に後々大きな問題にもなってきますので、かなり時間をかけて慎重に作成及び更新をおこなわないといけない作業ではあります。
それでもお客様から自社システムを理解するための目的としてご依頼をいただくこともございますので、そういった意味でのニーズは今でもある為、そこでこの資料作成をAIに行わせる形を考えてみます。
それでAIにとってはその性質上プログラムを組むよりも資料作成の方が得意でありまして、実際にAIによるフローチャート作成ツールも最近ではよく出回っておりますことから、そういったツールを使用する形でも問題は無いですし、また自社システムに特化した形の作成ツールを付けておけば、お客様ご自身で常に最新の状態を保った資料を出力することも可能になります。
ということで、今回はユーザーさん側がAIを駆使して自社システムにプログラムを追加するといった、少し目先の変わった内容を説明させていただきましたが、こういった内容にご興味がおありな方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせをいただけますでしょうか。
BANGKOK TOKI SYSTEM CO., LTD.
住所:333 Lao Peng Nguan Tower 1, 17th Floor, Unit B1, SoiChaypuang,
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日本人担当:難波孝次
電話:0-2618-8310-1 ファクス:0-2618-8312 Eメール:toki@ksc.th.com
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