タイ・ゼネコン大手ITD、社債償還延長提案 資金繰り悪化

【タイ】タイ・ゼネコン(総合建設会社)大手イタリアンタイ・デベロップメント(ITD)は8日、今月17日に開催する社債保有者との会合で、社債の償還期限の2年延長を求めると明らかにした。ITDの株価は同日、12.4%下落した。

 2020〜2022年に約60億バーツの損失を出し、資金繰りが悪化した。2023年9月末時点で、資産総額1193.7億バーツ、負債総額1076億バーツ。2023年1〜9月期は売上高526.7億バーツ、最終利益3.8億バーツだった。

 ITDは中国系タイ人のカンナスート(陳)家とイタリア人のサルベージ技術者が1958年に設立した。バンコクの高架鉄道BTS、スワンナプーム国際空港などの建設を手がけ、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、インドネシア、ミャンマーなどでも事業を展開する。

 オーナー一族のプレームチャイ・カンナスート社長は野生保護区での密猟で実刑判決を受け、2021年12月から2023年10月まで服役した。

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