バンコクを夜遅くない時間に出て、夜明け頃に南部スラーターニー県のカオソック国立公園に着く。山間に海のように広がるラッチャプラパー・ダムで、ボートに乗ってみる。朝早過ぎたのがよく、ほかのボートの姿がないときに写真を撮れた。
しかしダムを一周りして戻ってきたころから、静かだった船着き場の様相が変わってきた。ダムを見下ろす食堂で朝食を取っていると、ダムの向こうから10隻20隻ものボートが外国人を乗せてやってきた。対岸か水上に宿泊施設があるらしい。そこをチェックアウトした旅行者たちだ。大きなスーツケースと共にボートから下りてくる。陸の方では、バンが10台も20台も到着して、やはり外国人旅行者をどやどやと下ろしていく。
わずか30分～1時間の出来事。100人以上の外国人で船着き場が一気に埋まってしまった。
20240403